
リヤド:サウジアラビアとソマリアは、国連安全保障理事会による対ソマリア武器禁輸の解除決定を歓迎するとの声明を発表した。
「この重要な進展は、ソマリア治安部隊の設立と強化に道を開くものであり、アフリカ連合軍の撤退後、徐々に治安責任を担うことができる」と声明は発表した。
サウジアラビアの皇太子兼首相であるムハンマド・ビン・サルマン王子は、マッカのアル・サファ宮殿でソマリアのハッサン・シェイク・モハムド大統領を歓迎し、両国関係を見直した。
両政府高官は、あらゆる分野にわたって両国関係のさらなる発展の道を探求し、現在の地域情勢や国際情勢について意見交換を行った。
両国は、経済、貿易、投資の分野では、両国間の域内貿易活動を充実させ、多様化させるための努力を継続すること、官僚と民間企業の代表との相互訪問を促進することの重要性を強調した。
また、農業、畜産業、漁業、輸送、物流サービス、港湾などの多様な分野を含む投資関係を強化する必要性を確認した。
また、両国はソマリア連邦共和国のハッサン・シェイク・モハムド大統領が出席したサウジアラビア・アフリカ首脳会議の傍らで開催されたサウジアラビア・ソマリア円卓会議の成果を歓迎した。
エネルギーに関しては、両者は世界のエネルギー市場の安定を維持することの重要性を竿確認した。
ソマリアは、世界の石油市場の均衡を支え、持続可能な経済成長を促進しながら、生産国と消費国双方の利益に貢献することを目指す王国の役割を称賛した。