

リヤド:イスラム諸事・ダアワ・指導省は、聖月中のラマダン・プログラムとダアワ活動により5300万人が恩恵を受けたと発表した。
同省はサルマン国王のイフタール・ミールを提供するプログラムを60カ国で実施し、世界中の150万人に恩恵を与えたとサウジ通信が伝えた。
また、93カ国でデーツを配布する国王のプログラムを開始し、500トンのデーツの配布を通じて200万人に恩恵を与えた。
さらに、同省は海外でイマーム・プログラムを開催し、192人のイマームが参加して44カ国でタラウィー礼拝とキヤム礼拝を指導し、約175万人の礼拝者に恩恵を与えた。これらのプログラムは、毎年ラマダン期間中に、世界各国の首長やイスラムセンター、協会からの要請に応えて同省が提供している。
同省は、王国の様々な地域にある約8万5千のモスクと礼拝堂で、礼拝者を受け入れた。また、断食中の人々のためにイフタールの祝宴を開催する許可を、モスクのスタッフやダアワ指導協会の要請に応じて6,777件発行し、570万人以上の人々に恩恵を与えた。
さらに同省は、王国内にある1,993のモスクと礼拝堂の維持、清掃、運営に関するプロジェクトについて、総額1億4,900万SR(4,000万ドル)の契約を締結した。
ウムラ・プログラムでは、マッカでラマダン期間中、ウムラ巡礼者に約150万件のサービスを提供し、770万人以上に恩恵を与えた。
ラマダン期間中、同省は各地域の電子モニターを通じて、ウムラ巡礼者のための4千万以上のガイダンスを表示し、約400万人に恩恵を与えた。