
リヤド: サウジアラビアの援助機関KSreliefのアブドゥラー・アル・ラビーア総責任者はこのほど、国連スーダン常駐人道調整官のクレメンタイン・ンクウェタ・サラミ氏と会談した。
会談は、フランスとEUがパリで開催した「スーダンと近隣諸国のための国際会議」の傍らで行われた。
会議では、スーダンの救援・人道状況に関連する相互の関心事項や、会議の主要議題について話し合われた。
アル・ラビーア博士は、KSreliefを通じてサウジアラビアがスーダンで行っている人道的な取り組みについて強調した。
同氏によると、物資を積んだ13機の航空機がスーダンに送られ、国際機関、国連、地元組織との協力のもと、6,000万ドル以上に相当する43の人道的プロジェクトが同国と近隣諸国で実施された。
さらに、同センターは20の医療ボランティアチームをスーダンに派遣した。
ンクウェタ・サラミ氏は、困っているスーダンの人々を援助する王国の努力を称賛した。彼女は、スーダンにおける人道的イニシアチブをさらに支援するための二国間協力の継続に期待を表明した。
月曜日、KSreliefは、スーダンと南スーダン全域の栄養不良の治療と予防のために、世界食糧計画と140万ドル相当の2つの協定に署名した。
この協定は、食糧援助と栄養補助食品を提供することにより、子どもたちや妊娠中・授乳中の女性の栄養不足を防ぐことを目的としている。
この資金は、紛争、経済的ショック、気候変動などの影響を受けた3万5,000人以上の子どもたちと妊娠中または授乳中の母親を支援する。