• サウジアラビア、技術分野における女性の参加率が過去最高を記録、EUやG20の平均を上回る、と通信相が発表

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアの通信・情報技術相アブドゥラ・アル=スワーハ氏は、ニューヨークで開催された国連の「未来サミット」で講演し、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子による若者と女性への支援とエンパワーメントが、同国における包摂とエンパワーメントの最も大きな成功例の一つにつながったと述べた。

アル=スワーハ大臣は、皇太子のビジョンはサウジアラビア国民にとってインスピレーションの源であり、女性と若者のエンパワーメント、そしてテクノロジーとイノベーションの活用により、経済の多様化に向けた世界的な機運を生み出していると述べた。サウジアラビア通信社が日曜日に伝えた。

「デジタルの希望」セッションでのスピーチで、大臣は、サウジアラビアはテクノロジー分野における女性の参加率が最も高く、わずか6年間で35%に達し、EUやG20の平均を上回っていると述べた。

大臣は、サウジアラビアにおけるテクノロジー分野での女性のエンパワーメントと参加に関する感動的なストーリーを強調し、その中には、Misk財団が主導するプログラミングへの女性と若者の参加が最も多いというものも含まれている。

このイニシアティブは、「サウジ・コード」プログラムを通じて100万人の女性と若者を訓練し、また、アラブ人ムスリム女性として初めて国際宇宙ステーションに派遣された宇宙飛行士、レイヤン・バーナウィ氏を生み出す結果となった。

アル=スワーハ大臣は、こうした成功がサウジアラビアをいくつかの世界的な指標で上位にランク付けすることに貢献したと述べた。例えば、国連の電子政府開発指数2024では、サウジアラビアは世界で4位、デジタルサービス指数ではG20諸国で2位にランクインした。