





リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は月曜日、アル・ウラーの冬期キャンプでギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相と面会したとサウジ国営通信が伝えた。
両首脳は、両国の関係やさまざまな分野における協力関係の発展について話し合った。
また、懸念される地域および国際情勢やそれらに対する取り組みについても意見を交換した。
ムハンマド皇太子とミツォタキス氏は、サウジアラビア・ギリシャ戦略的パートナーシップ協議会の議長も務め、その中で多くの議題について検討が行われた。
月曜日の午前中には、ミツォタキス氏はアル・ウラーの歴史的なヘグラ地域を訪問した。
ヘグラ遺跡は、サウジアラビアで最初に世界遺産に登録された。これは、ヨルダンのペトラの南にあるナバタイ文明最大の保存遺跡である。
ヘグラには、紀元前1世紀から紀元後1世紀の装飾されたファサードを持つ保存状態の良い記念碑的な墓がある。
ミツォタキス氏は、西暦1世紀頃に建てられた墓であるカスール・アル=ファリドと、ヘグラで最も有名なネクロポリスであるカスール・アル=ビントを訪問した。また、アル・ウラー地域で最も主要な観光スポットのひとつであるアスラブ山も訪問した。