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リヤド: 通信・宇宙・技術委員会とサウジ宇宙庁は、ネオ・スペース・グループ(Neo Space Group)と提携し、革新的な宇宙ベースのソリューションを開発するための世界的なSpaceUpコンテストを開始した。

このコンテストは、宇宙起業家精神を促進し、宇宙ベースのソリューションを専門とする地元企業を支援し、世界的な起業家、新興企業、中小企業を誘致し、様々な分野での宇宙ベースのソリューションの採用を奨励することを目的としている。

スペースアップは、エンドユーザーへの直接アクセスとローカライゼーションを提供するだけでなく、約2800万ドルの契約機会を持つ6つのチャレンジトラックを提供している。

最初のトラックは、環境・水・農業省とWeqaaセンターが主催する「ナツメヤシの害虫と病気の監視」で、ヤシ農場を監視し害虫を検出するための宇宙ベースのソリューションに焦点を当てている。

もうひとつは、クオリティ・オブ・ライフ・プログラムによる「都市ヒートアイランドのモニタリングによる都市の居住性向上」で、混雑した都市における気温上昇の問題を解決することを目的としている。

リヤド・インフラ・プロジェクト・センターによる「インフラ開発の影響のモニタリング」は、インフラ・プロジェクトと交通管理を促進するものである。

4つ目と5つ目のトラックは、いずれも自治体・住宅省が主催するもので、都市道路の損傷を検知し、維持管理を改善するためのソリューションを提供することを目的とした「都市道路資産の最適化」と、都市緑地のモニタリングと維持管理に焦点を当てた「都市樹木のマッピング」である。

最後の「サウジアラビアの緑化」は、樹木の成長を監視し、サウジ・グリーン・イニシアティブ（SGI）に関連する持続可能な取り組みを支援することを目的としている。

「スペースアップ・コンペティションは、サウジアラビアの宇宙分野への投資機会を拡大し、研究とイノベーションを刺激するCSTとSSAの取り組みを拡張するものである」

コンペティションへの登録は1月20日に開始され、4月12日までコンペティションのウェブページ（https://new.cst.gov.sa/en/about/program-and-initiatives/spaceup-competition）で受け付けている。