
リヤド:最近の報告書によると、イエメンにおけるサウジアラビア主導の人道的取り組みは、2018年のプロジェクト開始以来、484,949個の地雷と不発弾を撤去するという画期的な成果を達成した。
プロジェクトのマネージングディレクターであるオウサマ・アル・ゴサイビ氏によると、その中には不発弾323,793個、対戦車地雷146,207個、即席爆発装置8,200個、対人地雷6,749個が含まれる。
サウジアラビア王国の支援機関であるKSreliefが監督するプロジェクト・マスームは、フーシ派が戦乱の続く国内に仕掛けた危険な爆発物の除去を継続している。
先週、プロジェクトの特別チームは、不発弾515個、対戦車地雷25個、対人地雷5個、即席爆発装置3個を破壊した。
イエメン全土にフーシ派が無差別に仕掛けた爆発物は、子供や女性、高齢者を含む一般市民に脅威を与えている。
プロジェクト・マスームは、イエメン国民を支援し、同国国民への人道支援物資の輸送ルートを確保するためにサルマン国王の命によりサウジアラビアが実施している数々の取り組みのひとつである。
マアリブ、アデン、ジュフ、シャブワ、タイズ、ホデイダ、ラヒジュ、サヌア、アル・ベイダ、アル・ダレ、サダで地雷除去作業が行われた。
この取り組みでは、地元の地雷除去技術者を訓練し、最新の機器を提供している。また、地雷で負傷したイエメン人への支援も行っている。
イエメンでの紛争勃発以来、約500万人が家を追われ、その多くは地雷の存在によって避難を余儀なくされている。
マスームチームは、民間人の安全な移動と人道支援物資の輸送を促進するために、村や道路、学校の地雷除去を行っている。