


リヤド:サウジアラビアの学生による “Space Madak “コンテストの入賞作品が、水曜日の朝、国際宇宙ステーションに打ち上げられたとサウジ宇宙庁が発表した。
この打ち上げは、米国フロリダのケネディ宇宙センターから離陸した国際ミッションの一部であった。
この打ち上げには、サウジアラビアとアラブ諸国の学生によって設計された10の実験が含まれており、科学技術革新を推進し、宇宙産業における若い才能に力を与えようとするサウジアラビアの姿勢を反映した画期的なイベントとなった。
Space Madak」コンペティションは、宇宙科学技術に魅了され、ISSの微小重力環境で自分のアイデアを実用的な科学的応用に結びつける方法を学ぶことを熱望する学生を支援・奨励するために設立された。
このコンペティションは、ミスク財団とイルミ・サイエンス・ディスカバリー・イノベーション・センターとのパートナーシップによる機関のイニシアチブで、3つのカテゴリーで構成されていた:「アート:対象年齢は6歳から11歳:アート:インスピレーションのベゼル」、「農業:成長のベゼル」、「エンジニアリング:革新のベゼル」である:15歳から18歳が参加できる「革新のベゼル」である。
アラブ世界から8万人以上の学生が参加した。
昨年2月、サウジアラビア初の女性宇宙飛行士であり、このコンテストの監督を務めたラヤナ・バルナウィ氏は、このコンテストが野心的な若者の視野を広げ、創造性を刺激することになるだろうと語った。
このコンペティションは「アラブ世界の学生にとって、発見と革新の旅に参加するまたとない機会」だと彼女は語った。
バルナウィ宇宙飛行士は、2023年5月のアクシオン・ミッション2に参加するよう宇宙機関によって選ばれ、同じサウジアラビアのアリ・アルカルニ宇宙飛行士とともにISSで14の実験を行った。
学生たちによるこの成果は、国際宇宙プログラムにおけるサウジアラビアのプレゼンスを強化し、知識集約型経済を支える環境を促進するというサウジアラビア宇宙庁の努力の反映であり、将来の宇宙分野で活躍できる世代を育成するというビジョン2030の目標に沿ったものである。