Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

サウジ外務省、ヨルダン川西岸地区と渓谷に対する支配の強化を求めるイスラエル議会の決議を非難

サウジアラビア外務省は木曜日、イスラエル議会が占領下のヨルダン川西岸地区とヨルダン渓谷の支配を強化するよう求めたことを非難した。(SPA)
サウジアラビア外務省は木曜日、イスラエル議会が占領下のヨルダン川西岸地区とヨルダン渓谷の支配を強化するよう求めたことを非難した。(SPA)
Short Url:
24 Jul 2025 06:07:11 GMT9
24 Jul 2025 06:07:11 GMT9
  • 同省は声明の中で、イスラエル当局の行動は、二国家解決による和平実現に向けた取り組みを損なうものであり、破壊と不安定化を継続的に主張する姿勢を反映したものだと述べた。

アラブニュース

リヤド:サウジアラビア外務省は木曜日、占領下のヨルダン川西岸地区とヨルダン渓谷の支配を主張するイスラエル議会の決議を、国際法および国連決議の明白な違反であると非難した。

イスラエル議会は水曜日、占領下のヨルダン川西岸地区の併合を求める象徴的な措置を承認した。議員は「ユダヤ、サマリア、ヨルダン渓谷にイスラエルの主権を適用する」とする動議を 71 対 13 で可決した。

外務省は声明で、イスラエル当局の行動は、二国家解決による和平実現に向けた努力を損なうものであり、破壊と不安定化を継続的に主張する姿勢を反映したものだと述べた。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相の連合軍が提出したこの動議は拘束力はなく、王国は、パレスチナ人に対するイスラエル当局のあらゆる違反行為、およびパレスチナ人の正当な自決権に対する違反行為を拒否することを再確認した。

また、国際社会に対し、パレスチナ人民が1967年の国境線に沿った独立国家において、東エルサレムを首都として尊厳を持って生きる固有の権利を擁護する国連決議の実施に向けた真剣な措置を講じるよう呼びかけた。

この決議は直接的な法的拘束力はないが、将来の議会での議論の議題に併合問題が上る可能性はある。

特に人気
オススメ

return to top