

ラワン・ラドワン
ジェッダ:感染拡大が続く中、通常の生活に戻りつつあるサウジアラビアでは、日曜日、COVID-19の新規感染者数が3,379人、新規死者数は37人となった。
明るいニュースとしては、さらに2,213人の患者が新型コロナウイルス感染症からの回復を果たし、同王国の回復者の合計が101,130人となったとのサウジ保健省(MOH)の発表を挙げることができる。
同省は、また、さらに2,213人の患者が新型コロナウイルス感染症からの回復を果たし、同王国の回復者の合計が101,130人となったと発表した。
日曜日の記者会見で保健相は、「新型コロナウイルスと対峙するための新しい習慣を維持」しつつ「慎重に通常の生活に戻る」ことが大切だと述べた。
保健省の報道官ムハンマド・アル-アブド・アル-アリ博士は、重症患者数の増加があったと述べ、重篤な症状の患者数の合計が9%増加したことを指摘した。
同報道官は、サウジアラビアの感染率(R0:基本再生産数)は厳密な監視下にあり、1.5から2であった6月初め以降上下し、1から1.5まで低下したが、予防策の順守状況次第で変動する可能性が依然ると述べた。
「現況変動してはいますが、やや停滞期に入ってきたと認識しています」と」アル-アリ報道官は言った。「感染率は対策の順守と関連しています。予防のための対策や習慣、ソーシャルディスタンスの維持を厳守すればするほど感染率は下がっていきます」。
アル-アリ報道官は、屋外におけるウイルスの拡散を抑制するためのフェースマスク着用の重要性を強調した。
サウジアラビア王国の常態への復帰の3段階の一環として外出禁止令が解除された後も、確固とした意識を持って保健衛生に配慮した生活様式を維持することが重要である。
同報道官は、新型コロナウイルスの拡散を防ぐためにソーシャルディスタンスを維持することの大切さを強調した。
保健省は、木曜日、同王国内で生活を通常の状態に戻す計画の第3段階を開始したと発表したが、危機は依然去っていないとも警告した。
また、同時に、保健省のCOVID-19への注意喚起を目的としたサイト(www.covid19awareness.sa)では、サウジ王国内の外国人居住者コミュニティへのより良いサービス提供を目的として、症状と予防策についての情報提供の活用が可能となるよう言語数を増やし、また、新型コロナ感染症に関する動画やインフォグラフィックの掲載を拡充した。