
ファリス・アルルシュッド–リヤド
16歳のサウジアラビアの少年、イブラヒム・フォウザン・アルクラヤは、俳句という日本の伝統的な詩の形式の本を出版しました。彼がその本で取り上げているのは日本の文化とアニメで、そもそも彼が俳句に興味を持つ主な要因になったテーマです。
アルクラヤは、アラブニュースジャパンの取材に対し、子供の頃、人気の汎アラブテレビチャンネルSpaceToonでアニメを見たときから、日本文化への関心が高まったと語った。
アルクラヤはまた、俳句、短歌、旋頭歌、川柳など、「学びやすく、習得が難しい」日本の短編詩との出会いについて述べた。
日本の詩の特徴的なスタイルは「深い感情の深みを非常に短い言葉に詰め込むことにある」と彼は表現した。
彼の俳句の本は、これまでも様々な出版物に作詩した作品を投稿し、また短歌と旋頭歌についてさらに学ぶことで本の範囲を拡大したため、発行に2〜3か月費やしている。
アルクラヤはアラブニュースジャパンに、ジャパラビアンの旋律の詩をリストにまとめ、手始めにGoogle Booksを最初の出版プラットフォームとして利用しながら、本の出版先を求めて多くの出版社を回ったことを語った。
アルクラヤは、サウジアラビア駐日大使、上村司が彼の詩を非常に好んでくれていることを、驚きをもって語ってくれた。上村大使は、彼の作品を「非常に繊細な感性と豊かな感情」に満ちていると表現した。サウジアラビア在住の日本人教授が、自ら申し出て、アルクラヤの原稿を大使に渡す手伝いをしている。
大使は彼の本の「まえがき」を執筆してくれている。アルクラヤは、科学は本質的に創造的な取り組みであり、芸術を科学に持ち込みたいと考えているため、この先ハーバード大学で神経科学を専攻することを計画していると語る。