
ネオム:数カ月間リモート勤務していた多くの公共部門職員たちが今週、全国の職場に戻っている中、サウジ内閣が火曜、COVID-19から労働者を守るために実施する予防手続きを見直した。
サルマーン国王が議長を務めたバーチャル会議で、保険当局の忠告や助言に従うことの重要性と共に、ウィルスの拡散を防ぐために策定されたすべての規則や手段を守る必要性が強調された。大臣たちによる、国内および海外でのパンデミックの最新の進展状況に関する概要報告も行われた。
メディア担当大臣臨時のマジッド・アルカッサビはサウジ通信社に対し、内閣は新たな学年度の開始にあたり、学生や教師、教育支援スタッフにお祝いを述べると話した。パンデミックのためオンライン授業が引き続き重要な役割を果たしており、大臣たちは家族が自らの責任を受け入れることでその役割を果たし、子どもたちがこの困難な時期に可能な限り最高の教育環境を確保できるようにすると共に、その目的達成に役立てることができるテクノロジーを上手く利用することの必要性を強調した。
また内閣は、最近サウジアラムコがアルジャウフと北部国境地域で2つの油ガス田を発見したことに言及し、資源探査と生産の分野でサウジアラビアの経済多様化推進を助ける努力を行ったとして、同社とエネルギー大臣を称賛した。
アルカッサビは、大臣たちが多くの国内および国際問題の進展状況も見直したと述べた。彼らは改めて、イランを後ろ盾とするイエメンの武装集団フーシによるテロ攻撃を非難した。フーシはサウジアラビアの一般市民を標的に、爆弾を満載したドローンやミサイルを発射することで、国際人道法に違反し続けている。
内閣はスーダン政府とスーダン革命戦線の間の平和協定締結を、同国の人々の平和な生活や発展・繁栄、ならびに同国の主権、挙国一致、および地域統合の強化に向けた重要な一歩として歓迎した。
また大臣たちは、「サルマーン国王アラビア語国際複合施設」の設立計画も承認した。
SPA