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JEDDAH:ジェッダ:サウジアラビア全土から集まった50人以上のサウジ人乗馬選手たちと100頭の馬が、23日の90周年の建国記念日を祝う障害飛越競技大会に参加する。
このイベントは、サウジアラビア馬術連盟(SAEF)とスポーツ省の支援を受けて、サウジアラビアで最も歴史のある乗馬クラブ、アル=ムタバガニ馬術センターが主催した。
メインとなる23日の大会に続き、24日と25日には全国ジュニア障害飛越競技大会が開催される。
アル=ムタバガニ馬術センターは健康的な活動を常に支援し、若者、特に女性を力づける多くのイニシアチブに関わり、過去35年間にわたり国際的なイベントにサウジアラビア代表として参加した障害飛越の選手たちの訓練の場となってきた。
サウジ馬術連盟の技術委員会委員長、マフフーズ・ビン・タリブ博士は、今回の大会は選手、仲裁人、そして馬の安全確保のための厳格な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防策を実施した上で開催されると語った。
タリブ氏は、参加選手たちは全員がサウジ馬術連盟のメンバーであり、またイベント前半で3頭を超えない限り、選手は大会に6頭の馬を入れることができると付け加えた。
サウジの優れた障害飛越の選手であり、センターの組織委員会の委員長でもあるアルワ・アル=ムタバガニ氏によると、障害飛越のファンは今回の大会を@TrioRanchKSAでソーシャルメディアを通じてフォローできるとのことである。
ムタバガニ氏はまた、総額82,550(約230万円)の賞金が建国記念日の本大会とジュニア大会に与えられ、メインの大会にはダルマ・マルハス、ハレド・アル=シャーバトリー、アブドゥラ・アル=ラジ等サウジアラビアの著名な障害飛越の選手たちが参加すると付け加えた。
サウジ馬術連盟の国際レフェリー兼デザイナーであり、サウジアラビア馬術代表チームの元障害飛越選手でもあるマゼン・アル=サヤン氏は、若者たちに馬術スポーツを勧めることの重要性を強調している。
アル=ムタバガニ乗馬センターはまた、10月1日から3日まで、賞金45,000 (約126万円)の大規模な障害飛越競技の全国大会を開催する予定だ。