
アラブニュース
リヤド:サウジ通信社(SPA)は月曜日、2020年G20首脳会談はビデオ会議で11月21日から22日に開催され、サウジアラビアのサルマン国王が議長を務めるとの声明を発表。
「G20議長国のサウジアラビアは、3月にもビデオ会議で臨時のG20首脳会談を開催、また100を超えるビデオ作業部会と閣僚会議を実施、そのすべてを成功裏に終えており、今回もその成功を礎として再度の成功を狙う」
「G20諸国は世界的なパンデミックとの戦いを主導しており、生命、生活、そして最も脆弱な人々を守るために迅速かつ前例のない行動をとっている」ことを強調。
G20諸国は、新型コロナウイルス感染症の診断、治療、ワクチンの製造、流通、アクセスを支援するために、これまで210億ドル以上を拠出している。
また、世界経済の底割れを防ぐために11兆ドルを注入。
さらに、後発開発途上国向けの債務返済猶予措置を承認し、途上国の今年の債務返済額140億ドルの返済猶予を認め、途上国が猶予された金額を医療制度や社会プログラムの資金調達に使用できるようにした。
「来たるG20首脳会談では、パンデミックで発覚した脆弱性に対処し、より良い未来のための基盤を築くことによって、生命の保護と成長の回復に焦点が当たるだろう」と説明される。
「首脳会談ではまた、積極的にイノベーションの可能性を追求して新しいフロンティアの形成に努め、人々を力づけ、地球を保護することにより、すべての人に21世紀の機会を活かすことができる、国際的な枠組みの構築を促進することも注目される」