
アラブニュース
ジッダ: 国家サイバーセキュリティ庁(NCA) は木曜日、クラウド・サイバースセキュリティ規制に関する文書を発令したと発表した。
今回の新たな規制は、様々な脅威に対する安全性を提供することによりクラウドサービスの信頼性を強化し、ユーザーへのサービス継続性を支援することを目的としている。
NCAは、サイバーセキュリティに関する国の方針や基準の設定、それらの監視、更新を行う。
NCAは声明の中で、今回発令された規制文書は国際的なサイバーセキュリティの標準や実践の枠組み、さらに規制に関する広範な調査を経て作成されたと述べた。
この規制文書は、クラウドサービス・プロバイダーを対象とした37の主要規制項目と96の副規制項目、およびクラウドサービス・テナントを対象した18の主要規制項目と26の副規制項目により構成されている。
また、NCAはサイバーセキュリティ・クラウド規制に関する設計原理や構造を説明し、国際標準との関係性を示した『サイバーセキュリティ・クラウド規制に関する方法論とマッピング付属文』」を発表した。
この新しい規制文書は、『重要なサイバーセキュリティ対策』や『クリティカルシステムのサイバーセキュリティ規制』などNCA がこれまでに発令した他の規制を拡張したものである。
NCAは、これらの規制が実施されることにより、ユーザーは国家の安全保障と重要なインフラを保護することになると強調した。