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サウジ、新型コロナ関連論文でアラブ首位

NEOMから閣議を主宰するサルマン国王(SPA)
NEOMから閣議を主宰するサルマン国王(SPA)
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21 Oct 2020 06:10:27 GMT9
21 Oct 2020 06:10:27 GMT9

アラブニュース

NEOM:サウジアラビア政府は20日、同国が新型コロナウイルスに関係した論文の発表状況でアラブ世界の第1位にランクされたことを明らかにした。

サルマン国王はバーチャルで閣議を主宰し、新型コロナウイルス感染拡大対策のさまざまな側面に関して議論が交わされた。

閣議では、サウジアラビアが、コロナウイルスに関する臨床研究の分野において世界で25位、中東で2位にランクされているとの報告があった。

同国は19日、385人の新型コロナ感染者数と16人の死亡者数を確認した。コロナウイルスによる死亡者数の合計は5217人となった。

閣議ではまた、同国の市民と国外居住者による、Al-Rawdah Al-Sharifah(預言者ムハンマドの墓と説教壇の間の領域)内のウムラ巡礼および礼拝に関する制限緩和の第2段階の進捗状況について報告された。

第2段階では、コロナウイルス感染拡大防止のための健康措置として大モスクの収容人数を約75%とし、ウムラの人数制限は、1日当たり1万5000人の巡礼者と4万人の礼拝者に緩和される。

10月4日から始まった第1段階では、国内の居住者を対象に、30%の収容人数で、1日あたり6000人の巡礼者が許可されていた。

また、G20(20カ国・地域)財務大臣・中央銀行総裁会議の共同声明が報告された。同声明は、パンデミックからの回復を支援するためにあらゆる政策手段を継続する決意を内外に示したものだ。

18日に公布された、高位聖職者評議会、諮問評議会、最高裁判所を改革する一連の国王令が確認された。

国王令では、国内最高位の宗教組織である高位聖職者評議会に20人が任命された。

米国との間の戦略的対話に関しても議論された。

サウジ通信社によると、過激思想やテロリズムとの闘い、中東地域の安定を脅かすイランの脅威、世界経済の混乱など、戦略的問題が議論されたという。

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