



Hussam Al-Mayman&Aseel Bashraheel
リヤド:ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)クラウン・ジュエルのファンは、記念碑的な夜に歓喜に沸いた。
リヤド大会で組まれたこのカードは、観客にとってただのお楽しみではなかった。このカードはまた、サウジアラビア初のWWE女子マッチでもあるのだ。リヤドのキング・ファハド国際スタジアムのファンにとっては先駆けとなるマッチであり、ナタリアとレイシー・エバンスには大きな声援が送られた。
「サウジアラビアに来たのは今回が2度目で、とてもテンションが上がっています」とナタリアは勝利することとなるこの試合前に、アラブニュースに語っていた。最初の旅行は数ヶ月前で、ジッダへと来ていた。「到着してからは本当に忙しかったです。子供たちのいる病院に行き、メディアのインタビューもたくさん受け、ワークアウトも行っていました」
最初の旅行中に素晴らしい時間を過ごしたことが、サウジアラビア王国への素敵な導入となったと彼女は語った。
「当時は今と同じようにテンションが上がっていました。サウジアラビアには来たことがなかったので、何があるのかも分かりませんでした。けれど今ではとてもワクワクしており、心置きなくここにいられるような感じがしています」と付け加えた。
「この2回の旅の両方で印象に残ったことの1つは、国民の皆さんのことです」皆さんとても礼儀正しく、私たち全員に敬意を払っていただき、親切でした。とても歓迎されている感じがします」とナタリアは言った。
「サウジアラビアはとても清潔なところです。国民はフレンドリーで、食べ物も素晴らしいです。サウジアラビアでは人生で最高のフムスを食べました」と付け加えた。
「サウジアラビア初の女子マッチを戦うことになっているので、この地リヤドに来た今回の旅は前回の旅より特別なものです。だから前回とはまったく違い、非常に特別な感じがするのだと思います」と彼女は語った。
「新しい扉を開けているような感じがします。サウジアラビアとのいっそう親密な絆を築いているのです。サウジアラビアとWWEとの関係を振り返ってみると、ここには何年も来ています。中東には1990年代から来ているのです」と彼女は付け加えた。「WWEユニバースとサウジアラビアのファンが、私たちと共にこの旅の一部となること、そして世界中のファンがこの人生を変えるようなイベントを体験することをとても嬉しく思っています。とても特別なものです」とナタリアは言った。
「この初の女子マッチは、私やレイシー、そしてWWEよりも大きなものです。この旅は皆さんと分かち合うことで、より特別なものとなります。WWEは世界180カ国以上で放送されていますし、そのような多くの人たちが私たちを見ているのですから」と彼女は付け加えた。
「最高に感謝しており、決して忘れることはないと思います。温かく迎えて下さったことにお礼を言いたいと思います」