
リヤド―サウジアラビア人権委員会委員長のアワド・アルアワド博士は30日、サウジアラビアは受刑者の人権を重視し、さまざまな社会復帰プログラムを通して、受刑者が社会に溶け込み、生産性のある市民になるための包括的なケアを提供していると述べた。
アルアワド博士は、リヤドで受刑者、受刑者の家族、前科のある者のための全国受刑者委員会(タラハム)との間で交わした3つの覚書(MoU)への調印式に臨み、コメントした。
同博士は、人権委のチームは定期的に刑務所と拘留施設を訪れ、被収容者の人権が守られることを保証していると述べた。
同博士は、同委員会が監獄総局と協力しながら、国家規制や国際および地域の合意に従って、受刑者の人権保護を促進すると述べた。
今回の合意では、3ヵ所に人権センターを設立することが想定されている。
最初のセンターは代替刑罰を後押しするための施設、二番目のセンターは受刑者とその家族との間の視覚的コミュニケーションに特化した施設、三番目のセンターは人権意識プログラムを立案し実行する施設となる。
タラハムのトゥルキ・ビン・アブドゥラ・アルバティ事務総長は、MoUは、関係当局と協力しながら社会を改善しようとしている同委員会の活動範囲を広げることに寄与すると述べた、
SPA