
ジェッダ:サウジアラビアは、儀式の再開以来、500万人のウムラ巡礼者や参拝者を迎え入れている、とハッジ・ウムラ担当大臣であるムハンマド・サーレハ・ベンテン氏は語った。
同氏によれば、巡礼者や参拝者の間では新型コロナウイルスの感染者は確認されていないという。
この声明は、水曜日、ジェッダでマッカ州知事のハーリド・アル・ファイサル王子との会談の間に出された。
サウジアラビアは3月にウムラを中断し、7月にはハッジ巡礼を大幅に縮小して巡礼者の数をおよそ1,000人までとしたが、これはすべて新型コロナウイルスのパンデミックへの対応であった。
サウジアラビアは、厳格な健康上の取り決めを遵守しながら、発生直後のロックダウンの後、再び軌道に戻りつつある。
9月22日には、サウジアラビアは、四段階からなるウムラ巡礼の段階的な再開を発表した。
海外の観光事務所は、ハッジ・ウムラ担当省との契約に従って巡礼者がウムラの儀式を行うために来ることができるようにしている。
14日間続いた第一段階では、1日当たり6千人、計8万4千人の巡礼者を受け入れた。第二段階では、合計21万人の巡礼者がウムラの儀式を行った。
11月1日に始まった第三段階では、海外からの巡礼者がサウジアラビアの住民と一緒に儀式を行うことが許可された。