
リヤド:クリスマスのこの季節、サウジアラビアの多くの外交官たちが、飾りつけたツリーやライトアップのデコレーションで喜びの時を祝っている。
サウジアラビアは今週初め、変異した新型コロナウィルスへの対応として国境を閉鎖するというより厳しい措置を実施した。
「我々はこれらの措置の結果として家族と離れて過ごすことになる人々を忘れてはならない」とフランス大使Ludovic Pouillesは言った。彼は今年のクリスマスをリヤドで祝う予定で、今このお祝いの季節に一番重要なのは安全措置を遵守して健康を維持することだと話した。
クリスマスを祝う人々にとってそれは家族や友人たちと集まる時である。
「デンマークではクリスマスツリーが伝統となっている。12月に飾り付けして、とても小さな子供たちと年老いた家族のメンバーも一緒になってツリーを一緒に飾り付けて楽しむ」とリヤドのデンマーク王国大使館のMichael Jensenは、すっかり飾り付けされたツリーの前に立って話した。
音楽もクリスマスの大きな一部だ。キプロス大使Stavros Avgoustidesは皆に良いクリスマスと新年を迎えるよう祈った後、「これは人を自分の家に招き入れることについての歌なのだ。ラマダンと同様、家族と時間を過ごし、プレゼントを送り合い、皆で集まる季節だ。今年は私は家族とともにここサウジアラビアのリヤドで過ごすつもりだ。今年は皆にとってとても難しい年だったが、この厳しい時に残念ながら非常に苦しんだ人々もいる。私はサウジアラビア、そして世界中の人々に、健康と安全、そして繁栄に溢れた新年が来ることを願っています」と話した。
ベルギー大使のDominique Minuerは、今年健康のための措置を守り、ウィルスに対して最も弱い人々を守ったすべての人々を祝福した。
「ソーシャル・ディスタンスが非常に難しい時でも、家族や友人たちと繋がりを保つことができたことがまず思い出される。愛情と感謝を伝えて、ありがとうと言う方法はたくさんあるのです」と彼女は言った。
サウジアラビア駐在の新しいEU大使Patrick Simonnetは、クリスマスを家族とともにジッダで祝う。「ジッダは非常に美しい街で、私たちはここで過ごせることを喜んでいる。クリスマスツリーを見つけるのに少し苦労したがとうとう見つかった。我々は、家族と私は、サウジアラビアでクリスマスを祝っているすべての人々にメリー・クリスマスと伝えたい」
クリスマスはその楽しい雰囲気と共にやってきて、外交官たちにとってはそれは家族と共に過ごし、来年がより幸せと繁栄に溢れた年であるよう願うことを意味する。