
ドバイ:2020年12月27日、サウジアラビアはイエメンでの一連の開発プロジェクトを発表した。同プロジェクトには、総額3億340万サウジアラビア・リヤル(8,091万米ドル)の3つの巨大プロジェクトが含まれる。
契約は、イエメンの計画国際協力相、財務相、保健・人口相、運輸相、公共事業・道路相の立会いのもと、サウジアラビアの在イエメン、モハメド・ビン・サイード・アル・ジャベル大使によってリヤドで署名された。
イエメンでの3つの巨大プロジェクトには、マフラ県にキング・サルマン医療教育都市設立への2億1,300万サウジアラビア・リヤル、アデン国際空港の修復への5,440万サウジアラビア・リヤル、マリブ市のアル・アブル・ロードの整備への3,600万サウジアラビア・リヤルが含まれる。
イエメンのためのサウジ開発復興プログラム(SDRPY)の責任者を務めるアル・ジャベル大使は、サウジアラビアが「幅広い分野でのイエメンの重要な部門のニーズを満たすことの重要性を信じている」と述べた。
「そのため、我々は常にイエメンの地方自治体と調整し、サウジアラビアの機関や国際機関のパートナーと協力し、イエメンを開発し、同プロジェクトを成功させるための取り組みを統合し、イエメンの開発と繁栄、平和の促進に貢献することに熱心である。」
式典はリヤドのサウジ開発復興プログラム(SDRPY)本部で行われた。 国営サウジ通信(SPA)は、SDRPYが「教育、健康、水、エネルギー、運輸、農業と漁業、政府能力の強化という7つの主要部門で193を超えるプロジェクトを実施した」と報告した。
2020年12月26日、アラブニュースは、リヤドでイエメンの新しい統一政府がアブド・ ラッボ・マンスール・ハーディー大統領の前で宣誓し、フーシ派に対抗する連合軍を弱体化させたイエメンの南部州での数ヶ月の暴動と政治論争を終結させたと報じた。
同大統領は、リヤド協定の実施への道を開いたサウジアラビアに感謝し、同国からイエメンの問題を抱えた経済を安定させるための新たな救済への希望を表明した。