

Lojien Bem Gassem
リヤド:2021年1月3日、同国の一時的渡航禁止令の解除後、サウジアラビア人と国外の駐在員が旅行代理店と予約サイトに殺到した。
英国や他国で、これまでの新型コロナウイルスよりも70%感染力の高い新型コロナウイルスの変異種が発見されてから、空路、陸路、海路での入国が2週間停止されていた。
渡航は1月3日の午前11時に再開されたが、新型コロナウイルス変異種(B.1.1.7)(以下、変異種)感染拡大国からの非サウジアラビア人の入国希望者は、同国への入国前に、14日間を下回らない期間、変異種感染拡大国外で滞在後、同期間以降にPCR検査を受け新型コロナウイルスに感染していないことの証明が求められた。
多くの外国人駐在員は海外で立ち往生しており、利用可能な航空便が不足しているため、まだ同国に戻るのに苦戦している。
民間企業の労働者のナシル・ジョード氏は、昨年初めにインドで家族と過ごすために同国を去り、戻ることができなかった。現在ドバイで立ち往生している。 「最初にインドで10か月間、航空便の運航が再開するのを一日千秋の思いで待ち続けた」と述べた。
「再び、サウジアラビアへ戻るためにUAEに到着したとき、UAEで14日間の隔離措置を続けた後、サウジアラビアへの航空便はキャンセルされた。」
ジョード氏は、他の多くの人たちと同様に、航空券の再発行に苦戦していると語った。一番早く利用可能なサウジアラビアへのサウディアの航空便は16日であり、ホテルに滞在する余裕がない肉体労働者にとって問題になるかもしれないと述べた。
「同じ条件、同じ問題…次の数日間は航空便がない。」他の航空会社の航空便も満席だったと述べた。
9月に英国で最初に検出され11月に公表された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異種B.1.1.7の感染は急増している。
感染は、トルコ、アイスランド、ヨルダン、アラブ首長国連邦、日本、レバノン、パキスタン、シンガポール、韓国、中国、インド、オーストラリア、台湾、米国、カナダ、チリ、オーストラリア、ブラジルで報告されている。南アフリカでは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異種501.V2として知られる別の変異種の感染が確認されている。
一部の国は、変異種の拡散を防ぐためにサウジアラビアと同様の予防措置を講じた。変異種は従来型よりも感染力が高く、伝染力があるものの、より深刻な病気または死を引き起こすことを示唆する証拠はない。