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サウジアラビア王国で4地域目となる新型コロナワクチン接種センターが開設

Nujood医療センターで1回目のコロナウイルスワクチンの接種を受けるメディナ州知事のファイサル・ビン・サルマン王子。(国営サウジ通信)
Nujood医療センターで1回目のコロナウイルスワクチンの接種を受けるメディナ州知事のファイサル・ビン・サルマン王子。(国営サウジ通信)
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18 Jan 2021 08:01:09 GMT9
18 Jan 2021 08:01:09 GMT9
  • メディナ州知事と副知事が1回目のワクチン接種を受けた

Rawan Radwan 

ジッダ:メディナの住民は、新しく開設されたワクチン接種センターでコロナウイルス感染症(COVID-19)の予防接種を受け始めた。

ワクチンは日曜日にNujood医療センターで接種が開始された。この病院は、勤務中に新型コロナウイルスに感染した後、合併症のために亡くなった看護師のNujood Al-Khaibariさんにちなんで名付けられた。

同医療センターは、昨年7月にメディナ州知事のファイサル・ビン・サルマン王子によって開設された。また、同知事と副知事が同医療センターで1回目のワクチン接種を受けた。

50か所の診療所が患者を受け入れるように指定されており、サウジアラビアの100万人以上の住民がワクチン接種を受けるための登録を行った。

一方、ジッダのワクチン接種センターでの接種プログラムは強化されており、現在では待ち時間は不要となっている。

時間通りに到着した被接種者は、診療所に案内されて1回目または2回目の接種を受ける。接種後には、被接種者の状態が良好であることを確認するための短い時間が設けられている。これまでにワクチンを受けた多くの人によると、このプロセスは合計で20分もかからない。

12月に第一段階のワクチン接種プログラムが開始されて以来、約30万人が接種を受けた。

保健省の報道官、モハメド・アル・アブド・アル・アリ博士は日曜日の記者会見で、「ワクチン接種は重要なツールだ。地域社会で接種を受ける人が増えれば増えるほど、より早く集団免疫が獲得され、通常の生活に戻ることができるようになるだろう」と述べた。

アル・アリ氏はまた、人々が最適な集団免疫を獲得し、新たな感染の波のあらゆる可能性を減らすために、社会的距離を保つ措置を守り続けることが重要だと警告した。

「感染防止措置を順守することが我々の最大の快挙で、我々はここまでの困難な段階をうまく乗り切ってきた」

サウジアラビアは日曜日、新たに176件の新型コロナウイルス感染例を報告し、これまでの感染者数の合計は364,929人となった。リヤド地域が62件と最も多く、メッカの34件、東部州の32件がこれに続いた。

サウジアラビアで治療中の患者は1,919人で、そのうち319人が重篤な状態にある。アル・アリ氏は、感染者数は安定して減少しており、6月中旬のピークから96.4パーセントの減少となったと述べた。重症者の数も減り続けており、86.2パーセントの減少となった。

新たに回復した患者の数は146人で、回復した人の合計は356,687人となった。新たに5人がこの感染症による合併症で死亡した。サウジアラビアの死者数の合計は6,323となった。

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