


リヤド:サウジアラビアの環境・水資源・農業省は月曜日、王国の野生生物を保護するための大統領令に基づく規制を施行した。
新たな規制では、野生菌類の収穫と絶滅危惧種の狩猟、そして乱獲が禁止される。新たな法律は王国内での狩猟活動を規制し、ハンターたちが自然の生態系バランスを崩すことなく安全・安心な環境で狩猟というスポーツを楽しめる場所を提供することを目的としている。
新しい法律はまた、狩猟場を提供することで当セクターへの投資を奨励する。 同省は、この大統領令に基づく規則には違反者に対する罰金も含まれていると発表した。 無許可の狩猟や絶滅危惧種に危害を加えること、禁止された武器や狩猟道具の使用に対しては罰金が科せられる。
野生生物発展ナショナルセンター(The National Center for Wildlife Development)は、サウジアラビアにおける野生生物と生物多様性の保護・発展に関するプログラムを監督する。
同センターはまた保護区域の計画と管理および、絶滅危惧動物の繁殖と再定着を行うセンターの管理も担当する。
先ごろ同省は、都市や村、町、農場や休憩所、または居住地の境界内、都市や軍事施設、産業施設、重要施設の境界内で、いかなる種類の動物や鳥の狩猟も禁止することを強調した。
また、狩猟は使用者の名前で認可を受けたエアガンでのみ行うことができるということも伝えられた。同省は、2個体以上の動物や鳥類の狩猟につながるその他あらゆる手段を用いることは、それがスプレーガンや漁網であっても、ガスや自動車の排気ガスの利用、水中で溺死させる方法、またはこれらに似た未認可のいかなる手段であっても禁じられると強調した。
SPA