
ラマ・アルハマウィ
リヤド:年に一回開催される新しいライト・オブ・リヤド・フェスティバルで、今週末に首都全域で30以上の光のインスタレーションが展示される。
この祭典は、手の込んだインスタレーションを通してこの街が持つ創造性や才能を紹介するためのプラットフォームになる。
世界各国とサウジのアーティスト20人以上がこの17日間のイベント向けにインスタレーションを制作した。同イベントは現代美術・近代美術が結集する場にもなる。
イベントは市内の様々な会場で、3月18日から4月3日まで開催される。屋外彫刻やワークショップ、ボランティアの機会、映画的なショー、教育に関する講演が予定されており、双方向で楽しめるショーとなる。
また、ストリーミングプラットフォームのMDL Beast Freqwaysが主催する音楽ショーもあり、Hats & Klaps、Kayan、DesertF!shのパフォーマンスが行なわれる。
この祭典は、文化と芸術の促進を目的としたビジョン2030イニシアチブの一部として、リヤド芸術プログラムによって開催される初の祭典だ。
そのテーマは「アンダー・ザ・スカイ」であり、世界が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックから回復するなか、明るい未来に向けた希望を表現する。
インスタレーションの多くは彫刻であり、屋内・屋外の両方で周囲を取り巻くのものに光を当てる。
この祭典は、来場者に喜びや、熟考、文化への感謝を呼び起こすような感情的体験をしてもらうことを目指している。
「ライト・アポン・ライト」と呼ばれるプレゼンテーションでは、1960年代から現在までの芸術作品を展示する。第58回ヴェネツィア・ビエンナーレにおけるサウジ・ナショナル・パビリオンのキュレーターEiman Elgibreen博士、ライト・アート・コレクションのパム・トゥーネン氏、国際的キュレーターのヴィンセンツォ・デ・ベリス博士らが作り上げたものだ。
インスタレーションとイベント開催場所の詳細については、リヤド・アート・プログラムのウェブサイトから確認できる:https://noorriyadh.sa/en/