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日中外相、4日にも会談=カンボジア訪問に合わせ

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02 Aug 2022 09:08:17 GMT9
02 Aug 2022 09:08:17 GMT9

カンボジアのプノンペンで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせ、林芳正外相と中国の王毅国務委員兼外相による日中外相会談が4日にも開催されることになった。両政府が最終調整していた。両国間に横たわる諸懸案について日本側の立場を伝えつつ、9月29日の国交正常化50年を前に意思疎通の重要性を確認したい考えだ。

林氏は王氏と5月にテレビ会談を行っているが、日中外相が対面で会うのは2020年11月以来1年9カ月ぶりとなる。林氏の就任後は初めて。 

中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺での領海侵入などが続いているが、日本側としては機会を捉えて対話を継続する必要があると判断した。会談では中国の一連の動きに懸念を伝えるとともに、「建設的かつ安定的な関係」の構築を呼び掛ける見通しだ。

中国外務省の華春瑩報道局長は2日の記者会見で、王氏が林氏と会談すると発表。「両国関係の発展と改善のため、重要な積極的共通認識に達することを望む」と語った。

林氏は3~6日の日程でカンボジアを訪問する。滞在中、米国のブリンケン国務長官、オーストラリアのウォン外相との日米豪外相会談も調整。太平洋島しょ国で影響力拡大を図る中国を念頭に、3カ国の連携を確認する。韓国の朴振外相との接触も想定する。

林氏は東アジアサミット(EAS)外相会議などに出席し、ロシアによるウクライナ侵攻やミャンマー情勢について日本の立場を説明する。

時事通信

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