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サウジエネルギー省:「発射体」がジャザンの石油ターミナルで火災を引き起こす

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26 Mar 2021 02:03:25 GMT9
26 Mar 2021 02:03:25 GMT9
  • アラブ連合軍が、王国に向けて発射された爆弾搭載ドローン数機を迎撃した
  • 連合軍は、イエメンのフーシ民兵組織がジャザンとナジュラーンの大学を標的にしようとしたと述べた

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアのエネルギー省が木曜、ジャザンの重要な石油施設への攻撃を非難した。攻撃の結果、タンクの1つで火災が発生した。

同省は、「それらの妨害行為は、エネルギー供給の安全を標的にしている」と述べた。

TV報道によれば、木曜に王国に向けてイエメンのフーシ民兵組織が発射した爆弾搭載ドローン数機を、アラブ連合軍とサウジ空軍が迎撃し、破壊した。

「本日午後9:08、ジャザンの石油製品流通ターミナルで発射体による攻撃が行われた」と同省の報道官は述べ、この攻撃によってターミナルのタンクの1つで火災が起きたが、死傷者は出なかったと付け加えた。

「攻撃は王国だけではなく、石油輸出、世界へのエネルギーの安定供給、世界貿易の自由、および世界経済も標的にしている」と、同報道官は話した。

また、そのような攻撃は「海上交通に影響を及ぼし、沿岸や領海を深刻な環境災害にさらす」とも述べた。

迎撃された他の2機のドローンは南西の都市ハミースムシャイトを標的としており、別のドローンはイエメン国境近くのナジュラーンを狙っていた。残りはサウジアラビア南部の他の地域の民間人と居住区を標的とした。

連合軍によれば、イランの支援するフーシ民兵組織は、ジャザンとナジュラーンの大学を狙おうとしたという。

今回の攻撃は、サウジアラビアがイエメンの危機を終わらせるための新たな平和プランを発表した、わずか数日後に行われた。この平和プランには、包括的な停戦、サナア空港の再開、ホデイダ港の制限緩和、および同国の政治プロセスの再開が含まれていた。

湾岸協力会議(GCC)はこの攻撃を、フーシの国際社会に対する目に余る反抗的な姿勢と、すべての国際法の無視を反映しているとして非難した。

GCCのナーイフ・アルハジュラフ事務局長は国際社会に対し、「重要な施設や民間施設を狙うそれらの頻繁な攻撃を止めさせるため、緊急かつ断固たる姿勢を取る」ことを求めた。

アラブ議会は、石油ステーション、ジャザンとナジュラーンの大学、および南部地域の他の民間地区を狙った今回の攻撃を非難した。

同議会は、イランが支援するフーシが行ったそれらの繰り返される「卑劣な攻撃」は、「世界貿易を脅かし、地域全体の安全と安定を弱体化させる」と警告した。

UAE、バーレーン、ヨルダンもこの攻撃と、人口密集地区や重要施設を継続的に狙っていることを非難し、国民と領土の安全と安定を守るため王国が講じる全ての措置を支持すると述べた。
イスラム協力機構は、ドローンを阻止するための連合軍の「警戒とスキル」を称賛した。

一方、連合軍は、フーシがサナアから弾道ミサイルも発射し、イエメンの都市アルジュフに着弾したと述べた。
アルアラビーヤの報道によれば、連合軍の戦闘機がハッジャで、同民兵組織に属する倉庫と武装車両を標的にした。

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