

ディーマ・アルクデア
ジッダ: サウジアラビアの保健省が、王国のより多くの住民が1回目のワクチン接種を受けられるようにするため、コロナウイルス伝染病(COVID-19)ワクチンの2回目接種の予約を延期したと述べた。
保健省によれば、4月11日現在において2回目の接種予約はすべて再スケジュールされ、後日再開されるという。同省は、ワクチンの製造と納入が世界的に足りていないため、特に高リスクに分類される1回目の接種者にワクチンが行き届くための余地を提供したと付け加えた。
王国ではこれまで610万回以上、1日あたり175,000回のペースでワクチン接種が行われている。これは、王国の17.5%が少なくとも1回の接種を受けたことになる。
地方自治体は関係当局と相談しながら、王国全域の特に密集することで知られる地区の商業施設で検査を続けている。ジェッダ市当局は多くの関係当局の参加を得て、同行政区域の南部にあるアルサワリク・インターナショナル市場で、訪問者の間の予防・防止措置やソーシャルディスタンス措置の非遵守を含む複数の違反を見つけ、81の店舗を閉鎖した。
保健省は王国で土曜日に878人の新たなCOVID-19感染例が記録されたことを報告した。これでサウジアラビアでは397,636人の人々がこの病気にかかったことになる。
最も感染例が多かった上位3つの地域は、リヤドの410件、メッカの149件、東部州の141件だった。最も感染例の報告が少なかったのは、わずか7件のバハだった。
王国内の治療中の感染者数も増加し、8,113件に達した。そのうち914件は重症で、過去24時間の間に16件増えた。
同省は新たに578件の回復例も発表し、回復者の総数は382,776人となった。サウジアラビアの回復率は96.2%に低下した。
王国内で報告された死者数は約4ヶ月ぶりに2桁に増えた。土曜日には新たに10件のCOVID-19関連死亡例が報告され、死亡者の合計は6,747人となった。過去24時間で合計61,640件のPCR検査が行われ、王国内での検査総数は15,738,545件に増加した。