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サウジアラビアの古代「ムスタチル」は世界的にも非常に古い石造りの構造物 最新研究で判明

ムスタチルは、両端の2辺(基部と頭部)を成す分厚い壁が2つもしくはそれ以上の長い壁で接続されて一連の巨大な長方形の中庭状スペースを形作る、複雑で大規模な構造物である。(写真:@aaksa_project)
ムスタチルは、両端の2辺(基部と頭部)を成す分厚い壁が2つもしくはそれ以上の長い壁で接続されて一連の巨大な長方形の中庭状スペースを形作る、複雑で大規模な構造物である。(写真:@aaksa_project)
2つ以上の長い壁で接続された、2つの厚い端(ベースとヘッド)で構成される大きな長方形のように見える一連の中庭を作成します。
2つ以上の長い壁で接続された、2つの厚い端(ベースとヘッド)で構成される大きな長方形のように見える一連の中庭を作成します。
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02 May 2021 02:05:19 GMT9
02 May 2021 02:05:19 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビア北西部での考古学的調査による発見の中には、1,000を超える先史時代の長方形の石造りの構造物が含まれており、世界的にも石造りの遺跡として最も古い部類に入るものと見られている。

サウジアラビア文化大臣のバドル・ビン・アブドゥッラー・ビン・ファルハン王子は、発見された巨大な新石器時代の構造物は7000年以上前に造られたものとする見解を、ツイッターへの投稿で示している。

アルウラ王立委員会(RCU)は、発見された構造物を、アラビア語で長方形を意味する「ムスタチル(mustatils)」と再命名した。

構造物のムスタチルとなる部分は、両端の2辺を成す分厚い壁が2つもしくはそれ以上の長い壁で接続されて一連の巨大な長方形の中庭状スペースを形作っており、その長さは20mから、大きいものでは600mを超えるものもある。

ムスタチルの基部には、正面入口の外側に円形/半円形の小型スペースが造られている。

調査により、これらのムスタチルのうち約1,000個が20万km²のエリアに広がっていることが判明した。それらの形状は互いによく類似していることから、ほぼ同じ時期に造られたものではないかと見られている。

今回のムスタチルの発見とそれに関する調査は、アルウラ王立委員会による考古学プログラムの一環として、西オーストラリア大学がアルウラ州とカイバル州で行った調査研究の一部である。

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