


リヤド:火曜日、ユネスコの教育担当事務局次長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に対応するため、サウジアラビアにおいてオンライン学習への移行が迅速に行われたことを評価した。
ステファニア・ジャンニーニ氏は、イタリアのカターニアで開催されたG20教育大臣会合に合わせて、サウジアラビアの教育大臣であるハマド・ビン・ムハンマド・アル・アシーク博士と会談した際、サウジアラビアはパンデミックの間、Eラーニングと遠隔教育で大きな成功を収めたと発言した。
ジャンニーニ氏は、教育の質を落とすことなくオンライン学習への移行を推進した、サウジアラビア当局の迅速な対応を高く評価した。
ユネスコ当局者は、サウジアラビアが短期間のうちに遠隔教育の導入に成功したことで、遠隔教育の分野をリードする存在になったと述べた。ジャンニーニ氏によると、同王国が導入したマドラサティ・オンライン学習プラットフォームは、世界でもトップ4に入るシステムであるという。
この双方向通信プラットフォームは、新型コロナウイルスのパンデミックにより全国の学校が閉鎖されたことに対応して開発されたものだ。生徒がログインし、デジタルで授業を受け、教師と交流し、学習の進捗状況を確認できるように設計されている。
このプラットフォームではバーチャルクラス、宿題、配信ツールが提供されており、iENのYouTubeチャンネルやiENの国内教育ポータルと連動している。
学校の管理者は、マドラサティを介し、教育全体の監督、授業予定の作成、欠席した生徒への連絡、生徒とその保護者への技術サポートなどを行っている。
SPA