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リヤド:サウジアラビアの外務大臣ファイサル・ビン・ファルハーン王子は、イタリアを公式訪問中、ルイージ・ディ・マイオ外務大臣と首都ローマのイタリア外務省で会談を行った。
会談で、両者は、サウジ・イタリア関係の諸側面ならびに両国の利益となる様々な分野における関係強化の方法について検討を行うとともに、共通の関心事である地域的および国際的な問題について意見交換を行ったと、サウジアラビア外務省が発表した。
「両者はまた、昨年のG20におけるサウジアラビアの議長国としての取り組みと実りある成果、そして今年、イタリアがG20 議長国を務める間にそれらをフォローアップし、達成することの重要性を確認した。これには新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに対処するための取り組みや、パンデミックの影響からの経済的回復を実現するための重要な政策の採用などが含まれる」と同省は述べている。
両氏は、グローバルな貿易システムがすべての人のために機能し、持続可能な開発への条件を整えることを目的とした各種取り組みを活発化させることにも合意した。
両者はまた、サウジアラビアのビジョン2030に照らして共同行動を促進することの重要性についても議論した。