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イエメン軍、アビヤンでアルカイダの「主要」拠点を制圧

イエメン軍は南部アビヤン州でアルカイダから主要軍事施設と周囲の山々を奪還した。(AFP/資料写真)
イエメン軍は南部アビヤン州でアルカイダから主要軍事施設と周囲の山々を奪還した。(AFP/資料写真)
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20 Sep 2022 02:09:27 GMT9
20 Sep 2022 02:09:27 GMT9
  • 治安部隊が、オマラン渓谷のキャンプに隠されていた迫撃砲・弾薬・爆発物を発見した

サイード・アル・バタティ

アル・ムッカラー:イエメン軍は南部アビヤン州でアルカイダから主要軍事施設と周囲の山々を奪還した。アルカイダを相手にアルカイダの拠点内であげた成果を確固たるものにした。

分離独立派「南部暫定評議会」の軍事報道官であるモハメド・アル・ナキーブ氏は19日、アラブニュースに対し、アビアンのオマラン渓谷にある、過激派組織アルカイダが使っている重要軍事基地を同評議会の軍が完全に制圧したと話した。

工兵が、アルカイダが仕掛けた可能性がある地雷や即席爆発装置を探すため、オマラン渓谷を徹底的に捜索している。

「そこはアルカイダの国際軍事施設だ。我々は、そのキャンプに隠されていた多くの迫撃砲・弾薬・即席爆発装置を発見した」とアル・ナキーブ氏は述べ、「アルカイダが活動を再開するのを阻止するため、オマラン渓谷に常設部隊を配置する予定だ」と付け加えた。

先週初め、独立派のイエメン軍はアビヤン州とシャブワ州で攻勢に出た。その地域と、その2州とフーシ派が支配するバイダ州をつなぐ山脈を含む地域でアルカイダを根絶やしにすることが目的だった。

数年ぶりに政府軍は、シャブワ州のアル・ムシーナやオマランにあるアルカイダのアジトや軍事施設を急襲することに成功した。

アル・ナキーブ氏は「過去48時間に兵士2人が死亡し、多くの人が負傷した。アルカイダが進撃を阻止しようとして、道路上に設置された25個の即席爆発装置を爆発させたからだ」と述べた。

政府軍は、オマランの解放地区の防備を固めた後、アビヤンにあるアルカイダが長年使っているもう一つのアジト、アル・マファドに向かう予定だ。

アルカイダ系のアカウントは、オマランに進撃したという政府の主張に異議を唱える声明をソーシャルメディアに投稿し、「アルカイダは政府軍の前哨基地を攻撃し、爆弾を爆発させ、政府軍がオマラン渓谷を制圧するのを阻止した」と反論している。

テロリズムの専門家によると、イエメンに拠点を置くアルカイダの傘下組織「アラビア半島のアルカイダ」は著しく弱体化しているという。リーダーシップの欠如、財政問題、アルカイダの工作員を獲得しているダーイシュとの競争、大規模な軍事作戦などが原因だ。

イエメンのテロ対策の専門家、サイード・オベイド・アル・ジェムヒ氏は、「弱体化したアルカイダが拡大する政府軍に対抗するためにできることは、ゲリラ戦術を使うことだけだろう」それに加え「アルカイダは不足する財源を埋めるために拉致を行った」と述べた。

「この組織は、道端に爆弾を仕掛けたり、軍のバリケードを標的にするといった、徹底した防勢作戦以外の対応ができない状況にある」とアル・ジェムヒ氏は述べた。

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