

アラブニュース
リヤド:サウジアラビア通信情報技術省のアブドラ・ビン・アメル・アル・スワハ大臣は3日、パリでフランスのデジタル大使アンリ・ヴェルディエ氏と会談した。
サウジ宇宙委員会のモハメド・アル・タミミCEO代理とアブドゥルアジズ王科学技術都市のムニール・ビン・マフムード・エル・デスーキ代表も、大勢のサウジアラビア当局者やフランスの当局者と共に会議に出席した。
両国は、技術変革やデジタルトランスフォーメーション、宇宙、イノベーションに関してサウジアラビアとフランス双方の協力関係を強化することについて話し合った。
会議の概要は、デジタル経済とイノベーション・システムの成長活性化だった。
大陸をつなぐハブであるサウジアラビアが提供するデジタル・物流プラットフォーム、さらに最近リヤドに開設されたサウジ第4次産業革命センター(4IR)を活用することによって、中東・北アフリカ地域で最新テクノロジーの導入を加速させる方法が話し合われた。
サウジ宇宙委員会の取締役会長でもあるアル・スワハ大臣は、フランス国立宇宙研究センターのリオネル・スシェCOOとパリで会談した。
宇宙分野と関連するテクノロジーでの協力、科学研究分野での提携の可能性について意見が交わされた。
また、技術協力や世界的に著しい成長を遂げている宇宙分野でのイノベーションや投資の促進方法、人材育成や能力開発についても話し合われた。
この会談は、アル・スワハ大臣が英国やフランスの宇宙分野などの組織や企業を訪問する視察旅行の中で行われた。サウジアラビア宇宙委員会の活動、そして宇宙や宇宙技術専門の国際機関との協力関係を強化することが狙いだ。