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異なるワクチンを組み合わせるアプローチは承認されており、安全に使用できる サウジ保健省が発表

サウジではワクチン接種がこれまでに3630万回以上行われている。1日31万4901回のペースだ。(SPA)
サウジではワクチン接種がこれまでに3630万回以上行われている。1日31万4901回のペースだ。(SPA)
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30 Aug 2021 04:08:38 GMT9
30 Aug 2021 04:08:38 GMT9
  • 政府部門の職員の97%がワクチン接種を完了し、民間部門の労働者も96%が接種を完了した

ラワン・ラドワン

ジェッダ:異なる新型コロナウイルスワクチンを組み合わせることで、強力な免疫反応を引き起こし、新型コロナウイルス感染症に対する免疫を高めることができる。サウジ保健省の報道官が発表した。

保健省の報道官であるモハメド・アル・アブド・アル・アリ博士は29日、記者会見でワクチンの安全性と有効性を再確認した。そして、異なるワクチンを組み合わせるアプローチは、1つのワクチンを2回接種するのに比べて、より強い、より長く持続する反応を引き起こすことができると述べた。「サウジで承認されているワクチン(アストラゼネカ、ファイザー/ビオンテック、モデルナ)の交差接種は受益者にとって安全であることが証明されている。いくつかの研究によれば、新型コロナウイルスの変異株、特に脅威を及ぼし続けている、まん延しているデルタ株に対して有効であることが証明されている」とアル・アリ氏は述べた。

「最も重要なことは、適切な時期に2回目の接種を受け、個人の免疫を高め、集団免疫を高めることだ。そうすることで地域社会を変異株、特にデルタ株から守ることができるだろう」と同氏は述べた。

サウジアラビアは29日、国内の感染者208人を報告し、累計感染者数は54万4004人に増加。同国が最後に29日の数に近い感染者を報告したのは、今年の1月20日だった。

報告された感染者はリヤドで69人、メッカで36人、東部州で22人、北部国境州とジャウフ地方で2人ずつ、バーハでは1人だけだった。

当局は新たに393人の回復を報告し、パンデミック開始以来の累計回復者数は53万2126人に増えた。

現在、進行中の患者は3346人で、そのうち952人が重症。重症患者は過去24時間で26人減った。

「減ったのは、国民が予防策や約束事を遵守し、ワクチン接種を申し込み、2回の接種を完了したからだ」とアル・アリ氏は述べた。

新型コロナウイルス感染症関連の新たな死者は6人で、パンデミック期間中の死者数は8532人になった。

サウジではワクチン接種がこれまでに3630万回以上行われている。1日31万4901回のペースだ。過去24時間で5万回以上のPCR検査が実施され、これまでに実施された検査数は累計で2730万回を超えた。

サウジでは確認された新型コロナウイルスの感染者が減少しているが、サウジ当局は事業所と市民の両方に、警戒を続け、決まり事を遵守するよう警告している。

労働・社会発展省のサード・アル・ハマド報道官の発表によると、年初から73万5千件の実地検査が実施された。その結果、事業所における8945件の違反、民間施設の個人に対する5万7864件の警告および1万465件の違反が登録された。

同氏は、政府部門の職員の97%がワクチン接種を完了し、民間部門の労働者も96%が接種を完了したと述べた。「これは労働者の意識が高まっていることを示す重要な指標だ」と同氏は述べた。

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