
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアの皇太子は水曜日、炭素排出を管理・削減するための安全な技術の利用可能性を考慮した上で、国際エネルギー市場の安定性を高める同国の方針を確約した。
英国のボリス・ジョンソン首相との電話会談で、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は両国の共通の関心事項についても意見交換を行った。
ジョンソン首相は電話会談中、サウジアラビアによる2060年までに炭素排出量を実質ゼロにするという誓約と化石燃料からの脱却に向けた取り組みを称えた。
英首相官邸によると、両国のリーダーは「COP26の最終日に向けた協議で、パリ協定の実施指針を巡る詰めの協議を含め、交渉を進展させる重要性について話し合った」という。
また、ジョンソン首相は「世界の平均気温上昇を1.5℃に抑える目標を実現させるには、全ての国がより意欲的な目標を提示する必要がある」と述べた。