
マイ・アルマズーギ
ジェッダ:サウジアラビアでは、COVID-19の陽性者がオミクロン変異株のために急速に増加しており、1週間で感染者が2倍以上になっている。
日曜日に行われた記者会見で、サウジアラビア保健省スポークスマンのモハメッド・アル・アブド・アルアリー 博士は、サウジアラビアを含む多くの国でCOVID-19の感染者が急増していることを明らかにした。
また、必要なワクチンの接種と追加接種を受けることの重要性を強調するとともに、ワクチン接種の対象となる子どもたちが積極的に接種を受けることの重要性を訴えた。
保健当局は先週火曜日から、5歳から11歳までの子どもたちにCOVID-19ワクチンの投与を開始。ウイルスに弱く、リスクが高いとされる人たちを優先的に接種している。
サウジアラビア商業省のスポークスマン、アブドラハマン・アル・フセイン氏は同会見で、COVID-19の蔓延に取り組み、抑制するために商業企業に求められる対策について発表した。
商業施設は、施設に入る前に政府公認のアプリ「Tawakkalna」で顧客がスキャンするためのバーコードを導入することが求められている。また、すべての小規模商業事業者がアプリを通じて顧客のワクチン接種状況を確認することの重要性を強調した。
さらに、2月からはCOVID-19ワクチン追加接種の証明書を提示しなければ、商業施設に入ることができないようにするとした。Tawakkalnaアプリは、COVID-19の感染状況を把握するために昨年立ち上げられ、その後ワクチン接種情報を含むようにアップデートされ、同時に王国内外で使用できるCOVID-19パスポートとしての機能を有するようになった。
アル・アブド・アルアリー 博士は、マスクの着用、手洗い、症状がある人の自主隔離などの予防策を取るよう促した。
保健省は日曜日、新たに389人のCOVID-19感染者と1人のCOVID-19関連の死者を確認し、さらに過去24時間に124人の患者がウイルスから回復したことを確認した。
同省は、王国全土に587か所のワクチンセンターを有しており、まだ予防接種を受けていない人々に対して、Sehatyアプリから登録して予防接種を受けるように促した。また、国民に予防策を順守するよう改めて呼びかけた。
国中に設置された検査拠点や治療センターは、パンデミックの発生以来、数百万人の人々を助けてきた。
Taakadセンターでは、症状がないか軽症の人、あるいは感染者と接触したと思われる人にCOVID-19の検査を行っている。
Tetammanクリニックでは、発熱、味覚・嗅覚障害、呼吸困難などのウイルス症状がある人に治療と助言を提供している。
どちらの医療サービスも、Sehatyアプリを通じて予約できる。