
アラブニュース
サウジアラビア、アル・ウラー:乗客75名を乗せたサウディア航空のパリからの初の直行便が木曜の夜、アル・ウラーに到着した。
この飛行機はシャルル・ド・ゴール空港(CDG)を出発し、5時間の快適な空の旅を終え、午後10:30にアル・ウラー国際空港に着陸した。
フランス・アル・ウラー開発庁は、「フランスとサウジアラビアによるアル・ウラーの共同開発事業の歴史において、今日はパリとアル・ウラーを結ぶサウディア航空機の就航という、ひとつの節目となる出来事を祝う日です」とツイートした。
サウジアラビア駐在フランス大使のルドヴィック・プイユ氏はこの便の就航を歓迎し、サウディア航空とアル・ウラー王立委員会(RCU)に感謝の意を伝えた。
同氏はアラビア語で「親愛なるフランスの皆様、アル・ウラーにお越し頂き、ここにある素晴らしい遺産をご覧ください」とツイートした。
ヨーロッパからの初の直行便となったボーイングのこの787型機ドリームライナーは、アル・ウラー空港で同空港長を務めるエンジニアのアブドゥルワハブ・ブカリ氏らの役人から歓迎を受けた。
この就航便には、サウディア航空の役員、アル・ウラー王立委員会(RCU)のデスティネーション・マネージメント&マーケティング最高責任者のフィリップ・ジョーンズ氏、フランス・アル・ウラー開発庁(AFALULA)長官のジェラール・メストラレ氏らが乗客として招かれた。
アル・ウラーへの来客らは、同地で開催のウィンター・アット・タントラ・フェスティバルの一部である馬術競技を観戦する予定で、障害飛越競技の元オリンピックチャンピオンのピエール・デュラン氏も参加する。
アル・ウラーで開催される冬季のイベントシーズンに合わせて就航したこの新たな便は、この古代都市の観光と多くの芸術・音楽・文化イベントにフランスからの客を迎え入れる。