
アラブニュース
ドバイ:アル・アラビーヤTVが報じたところによると、キエフのサウジアラビア大使館は、安全保障上の理由でウクライナがサウジアラビア人を拘束した件について追跡調査を行っている、と述べた。
さらに大使館は、サウジアラビア国民の安全を確保するためにウクライナ当局と緊密に連絡を取り合っている、と述べた。
大使館は、同国の外務大臣であるファイサル・ビン・ファルハーン王子の指導のもと、同国で身動きが取れなくなっているサウジアラビア人を避難させる計画の実施に取り組んでいる、と付け加えた。
大使館によると、サウジアラビア国民が紛争地域から近隣諸国へ渡ることができる安全な回廊を見つける作業が進行中だという。
国連は、2月24日の戦争開始以来、ウクライナで1,207人の民間人が犠牲となったと述べた。このうち、少なくとも27人が子どもだ。また、最低でも42人の若者が負傷している。