
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは水曜日、OPCW執行理事会の2022~2023年の議長国に選出された。
理事会の議長は、ザーイド・ビン・マアシ・アル・アティヤ駐オランダ・サウジ大使兼OPCW王国常任代表が務めることになる。
理事会はOPCWの執行機関であり、1997年に発効した化学兵器禁止条約の効果的な実施と遵守を推進するために活動している。
執行理事会は、締約国会議によって選出された41のOPCW加盟国によって構成され、2年ごとに交代する。
また、同組織の技術事務局の活動を監督し、同組織の予算案、報告書案、条約締約国会議に提出する特別報告書などを審議する。
王国の選出は、諸国際組織との仕事の分野における同国の継続的な成果を考慮したものであり、また、この分野における国際問題のデータとの透明性と信頼性に対処する上で果たす極めて重要な役割と絶え間ない努力、そして理事会と組織の構成諸国がこの役割をどの程度評価しているかを反映したものである。
サウジアラビアはOPCW設立国のひとつであり、1997年の設立以来、執行理事会の構成国に選出されている。