
アラブニュース
リヤド:バーレーンが水曜、イエメンのフーシ派武装組織が紅海で攻撃を行おうとしたことを非難した。バーレーン通信(BNA)が報じた。
イランの支援を受けるフーシ派武装組織は、爆発物を積んだ2隻のボートを使って攻撃を試みたが、「イエメンにおける正統性回復のための連合軍」によって阻止された。
同連合軍によれば、武装組織はボートを使用して、バブ・アル・マンダブ海峡を渡る石油タンカーへ攻撃することを計画していたという。
発進させようとした2隻のボートは、イエメンのホデイダ行政区から用意されたものだったと、連合軍は付け加えた。
バーレーン外務省は、失敗した今回の攻撃について、海上航行と国際貿易航路の安全を脅かす自暴自棄の企てであると述べた。
また、攻撃を阻止した連合軍の軍隊を称賛した。
バーレーンは国際社会に対し、地域の平和と安全を脅かすこれらの度重なるテロ行為に、厳格かつ断固とした措置を取るよう、改めて要請した。
連合軍は、水曜の作戦の映像を公開した。
日曜、ジェッダにあるアラムコの物流センターがフーシ派の攻撃の標的となり、火災が発生した。
配給ステーションのタンク1基が被弾して小規模な火災が起こったが、鎮火され、死傷者は出なかった。
イスラム協力機構(OIC)加盟諸国の外相は、サウジアラビアとUAEに対するテロ攻撃を非難した。
また、パキスタンの首都イスラマバードで開催され、水曜日に閉幕した第48回OIC外相理事会では、各国外相が、フーシ派をテロ組織に指定した国連安保理決議第2624号を歓迎した。
外相らは、イエメン国民との連帯を表明し、イエメン市民を標的とした攻撃、性的暴力、子どもの徴用と搾取、地雷の使用を直ちに止めるように求めた。