
ザイド・カショーギ
リヤド: 2022年版QS世界大学ランキングでサウジアラビアの大学5校が新たにランク入りし、2019年には9校だったのが14校となった。
キング・アブドゥルアズィーズ大学、キングサウード大学、ファハド国王石油鉱物大学の3校も順位を上げ、工学、技術、医学、社会科学、経営分野で世界の51~319位に食い込んだ。
ランキングの上昇は、主に「ビジョン2030」の一環として教育成果の改善を図る教育省の取り組みによるもの。
キング・アブドゥルアズィーズ大学は、2019年から125位上昇して、2022年版のQS大学ランキングでは51位となり、工学・技術分野で世界トップ100入りを果たした。
医学分野では2019年から94位上昇して世界ランキング109位となり、社会科学および経営分野では245位上昇して104位となった。さらに、人文・芸術分野では102位上昇して世界ランキング271位となった。
キングサウード大学は工学・技術分野において2019年から80位上昇して世界185位となり、医学分野でも83位順位を上げ世界171位となっている。さらに、社会科学と経営では2019年から57位上昇して世界319位となっている。
ファハド国王石油鉱物大学は工学・技術分野のトップ100大学のリストで87位にランクインし、2019年のランキングから83位上昇している。また、自然科学分野では2019年から119位順位を上げ、281位となっている。
QS世界大学ランキングのポートフォリオは2004年から開始され、大学のパフォーマンス比較データを提供する世界で最も参照される情報源となっている。