
アラブニュース
ロンドン:サウジアラビアのアーデル・アルジュベイル気候変動問題担当特使は17日、エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)で気候変動に立ち向かうための国際的な対応を呼びかけた。
あらゆる国際的・地域的パートナーと協力して気候変動の影響に立ち向かい、将来の世代に向けてより良い環境を作り出すグローバルなゴールの達成に貢献するために、サウジアラビアは引き続き関心を持って専心していくと、外務大臣も務めるアルジュベイル氏は再度述べた。
ジョセフ・バイデン米大統領が開催したMEFフォーラムに、大臣はサウジアラビア使節団を代表して参加した。
動画を通じて声明を発表したアルジュベイル大臣は気候危機への、真剣かつ効果的な国際的対応と、気候変動の課題に立ち向かうためのあらゆる努力を結集するよう呼びかけた。
グローバルな対応には、後発開発途上国が直面している特別な状況をも考慮に入れられなければならず、それらの国々の持続的な発展を妨げることなく、気候変動ポリシーによる弊害に立ち向かえるようサポートも続けると大臣は述べた。
気候危機に立ち向かうVision 2030目標の一環としての国内外・地域別イニシアチブの他にも、サウジアラビアはこの分野で努力を続けていることを強調した。