
モハメド・アル・キナニ
ジェッダ:ハラート・アンマール国境検問所の職員らは、民間、軍、政府機関が提供する統合型サービス・システムを通じて、国外からの巡礼者を歓迎する努力を続けている。
このサービスは、巡礼者がサウジに到着した瞬間から聖地へと向かう道中、そして本国に帰るまでの、巡礼者支援を改善し、サウジ政府が提供するサービスの質を向上させることを目的としている。
タブーク州知事のファハド・ビン・スルタン・ビン・アブドルアジーズ王子直属の監督とフォローの下、巡礼都市ハラート・アンマールの地方ハッジ実行委員会は医療サービスや宗教啓発プログラムも提供している。
巡礼者らは、サルマン国王はどこにいてもムスリムの同胞を支援するために努力を惜しまなかったと述べ、提供されたサービスに満足感を示した。
パレスチナ人巡礼者のウィダド・イブラヒム氏は、今年の巡礼者の中の1人として参加できたことに大きな喜びを表明した。同氏はまた、サービスを提供してくれたことに対して、サウジ当局に感謝を表明した。
「巡礼者らは、最高のサービスを受けている。私たちが受けたサービスとおもてなしに、感謝とお礼を申し上げたい。実際、これらのサービスは、世界中からハッジの儀式を行うためにやってくるアッラーの客人に奉仕することへのサウジ政府と国民の心を反映している」と、イブラヒム氏は述べた。
巡礼者らはまた、安全、安心、快適、安定、平穏な雰囲気の中で儀式を行えるよう、ハラート・アンマール国境検問所を通過する巡礼者を支援するために、サウジアラビアがその能力とサービスを活用して行った多大な努力に感謝の意を表明した。
別のパレスチナ人のワエル・アル・フマイダト氏は、初めてのハッジを行うチャンスを得られたことを喜んだ。同氏は、サウジ政府が提供する素晴らしいサービスと、巡礼者らが受けた暖かい歓迎について言及した。
アル・フマイダト氏は、サウジアラビアとその国民が悪から守られるよう祈った。また、サウジアラビアに対する安全と安心のご加護が永続するよう、アッラーに求めた。