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サウジ保健専門家:COVID-19ワクチン接種を受けることが、私たちが通常の生活に戻る唯一の道である

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01 May 2021 02:05:29 GMT9
01 May 2021 02:05:29 GMT9
  • 「これはあなた自身、人々そして国への愛にとって人道的テーマだ」

ジェッダ:サウジアラビアの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種実施の割合は、人口の25%以上になった。

ここ1年間にわたり、サウジアラビアは、国を挙げたワクチンキャンペーンを開始するまで、ウイルスを抑制するための厳格なやり方をすすめてきた。投与されるすべての新たなワクチンは、平常状態への別の一歩だ。サウジの保健専門家は、COVID-19との戦いにおいて通常の生活に戻るためには、ワクチンはぜいたく品ではなく、必需品であると述べた。

「政府は国民の安全を第一に据え、国民は落ち着かない新たな日常を乗り越えてきた。多くの人々が、モスクでの礼拝の再開やコーヒーショップにおける客の戻りから、生活が平常状態にやや戻っていると実感するようになってきた。多くの人々が切迫感から、ワクチン接種を受けるために殺到した。私たちには、別の打撃は受け入れられない」と、感染症コンサルタントであるNezar Bahabri博士はアラブニュースに語った。

彼はこう付け加えた。「ワクチン接種は、私たちの生活を平常状態に戻す唯一の方法だ。これはあなた自身、人々そして国への愛にとって人道的なテーマだ。」

世界保健機関による2020年3月のパンデミック宣言後、サウジアラビアは医療制度を保護し、またウイルスの拡大を防ぐために、飛行禁止令・ロックダウン・外出禁止令を敷き、ソーシャルディスタンスの維持とマスク着用を義務化した。国民のルールの順守に支えられた政府の努力により、1日毎の新規感染者数は5000人以下に抑えられた。

数字は減少し、規制は緩められ、そして次第に注意深くではあるが、人々は新たな現実を把握し始めた。

しかし、かつての平常状態に戻るためには、COVID-19ワクチンが極めて重要である。

ワクチン接種が広まることにより、苦しんでいた地域は好調に持続的な回復の基盤を立て直すことができた。

サウジアラビアは世界のワクチン開発を支援し、5億ドルをワクチンキャンペーンに注入することを誓約した。王国は、1.5億ドルを「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に、1.5億ドルを「感染症流行対策イノベーション連合」に、そして2億ドルを地域・世界プログラムに提供した。

綿密に計画を練りふさわしい時宜を得た上で、第一弾のファイザー社/バイオンテック社のCOVID-19ワクチンが昨年12月上旬に王国に到着し、そのすぐ後にはオックスフォード-アストラゼネカ社製のワクチンも続いた。サウジ食品医薬品局によってこれらワクチンの一般使用が許可された後、国家的なワクチン接種の実施はすでに本格化し、承認待ちのさらなる2つのワクチンのニュースは、早急な回復への期待を強くした。

サウジ健康審議会によると、2020年12月18日に5,000人のサウジ住民が1回目の接種を受けた。2021年3月3日時点では、100万人の人々が接種を受けた。

しかし、100万人では十分ではない。先月下旬、一連の提案がいくつかの省―とりわけ、ハッジ・ウムラ省と人材・社会開発省―によって実行に移され、影響を受けやすいある部門における従業員に対し、ワクチン接種、または雇用主費用負担による毎週のPCR検査結果の陰性を、義務として求めた。

2021年3月28日時点では、400万人の住民が少なくとも1回目のワクチン接種を受けた。接種プログラムは、その直後に急ピッチで進められたのである。ワクチンは5~7日間で100万回のペースで接種された。

「ワクチンは(新たな)ドアを開ける手段だ。政府セクターは、人々を守るために、ワクチンを義務化した。ワクチン接種を拒む者から生じる結果は、大きな犠牲を生むからだ。」

Bahabri博士は、ワクチン接種を拒む多くの人々によって、パンデミックの始まり以来王国がうまく回避してきた医療システムの崩壊のような一連の不幸な出来事が引き起こりかねないと述べた。

ワクチン接種へのためらいは、ソーシャルメディアで広がる誤った情報で生まれる。誤った主張をした犯人が捕まった場合には罰金と懲役刑を科すなど、誤った噂を食い止めるための取り組みがなされた。

「それはもはやためらいではなく、怠慢だ」とBahabri博士は述べ、こう付け加えた。「こうしたことが起こっているのを見るのは残念なことだ。それはイスラム的ではないが、幸運なことに、人々は呼びかけに耳を傾け、また呼びかけを聞き入れている。国民や地域にとって、これは大切な一歩だ。」

引退したジェッダの実業家であるAbu-Talal A氏は、この1年は彼の子どもや孫の不在でつらかったとアラブニュースに対して語った。約5年前に自身の妻を亡くした彼は、彼のワクチンに対する恐れを、彼のソーシャルメディアのフィードに殺到する陰謀論者やアンチワクチン活動家のせいであるとした。

「私は専門家たちを信用している。私は政府を信用している。しかし、私はもしワクチンを打ったならば、その先に何が起こるのかが分からない。」

パンデミックはでっち上げでワクチン接種は遺伝子にダメージを与えるということの確かなエビデンスがあると主張する懐疑論者たちによる投稿は、彼が言うに、抜け出しがたい空想に彼を陥らせると、彼はアラブニュースに対して語った。

「恐ろしくて私は長い間抵抗したが、最終的には息子が私に予約を取り、私を黙らせる既成事実となった。私の子どもたちは用心深いが、彼らは私が無事でいることを望んでいる。サポート、インターネットそして情報の中継における透明性が助けになる…こうした状況にはもううんざりしていて、私たちはみな再び平穏な生活に戻るべきだ」と彼は述べた。

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