
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの保健当局は、水曜日に始まる今年のハッジ(大巡礼)シーズンを前に、4万3425人の巡礼者の治療を行った。サウジ報道機関SPAが月曜日に報じた。
同省の数字では、5月31日から7月3日の間に、巡礼者たちは5回の心臓開放手術、66回の心臓カテーテル治療、182回の透析、2回の内視鏡手術、95回の外科手術を受けている。
また、290人以上の巡礼者が病院に入院し、1人の女性が出産した。
また、保健省のバーチャル病院を利用して4件の脳卒中が確認され、740人以上の巡礼者が健康アプリ「Sehaty」を通じて医療従事者と相談を行った。
メッカ、メディナ、その他ハッジの儀式の地では、サウジ当局が23の病院と147の診療所を準備し、合計4654床(うちICUは1080床)のキャパシティを備えている。
ハッジはサウジアラビアで、年間を通して最も暑い時期に行われるため、熱中症に苦しむ巡礼者のために230のベッドも用意される。
この毎年恒例の宗教行事では、2万5000人の医療従事者が参拝者に対応するために待機する。