
【リヤド】サウジ政府の当局者が5日AFPに語ったところによると、米国によるドローン攻撃でカセム・ソレイマニ氏が殺害された件で同国は米政府から相談を受けていない、としている。
「サウジアラビアは米国の攻撃について相談を受けていない」。匿名を条件に同当局者は語った。
「事態が急転していることから、サウジとしては自制することの重要性を強調したい。重大な結果をともなう緊張の高まりにつながりかねないあらゆる行動を防ぐためだ」
先週末にはサウジ外務省も同様の自制を求める声明を出している。またサルマン国王も、イラクのバルハム・サレハ大統領と4日電話会談をおこない、緊張緩和に向けた方策を講じる必要があると力説した。
また、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子もこれとは別にイラクのアブデルマハディ首相と電話会談をおこない、「情勢を鎮め、緊張を激化させないよう努める必要がある」と力説したと、国営サウジ通信は伝えている。
皇太子は国防副大臣を務めるハリド・ビン・サルマン王子に対し、数日中に米英を訪問し自制を促すよう指示した。アシャルク・アルアウサト紙が伝えている。
*AFP提携