アラブニュース
リヤド:航空宇宙エンジニアのミシャール・アシェミムリー氏が、国際宇宙航行連盟(IAF)の12人の副会長の1人に選出された。サウジアラビア人女性として初めて、同連盟の指導的立場に立つことになった。
サウジ通信社によると、今回、世界有数の宇宙擁護団体のポストに選出されたアシェミムリー氏は、世界的な宇宙分野の発展に対するビジョンの進化、連盟の方向性の進展と進歩、航空宇宙分野におけるサウジの役割の強化への貢献が評価された。
71カ国・400人以上の会員が参加するIAFは、主要政府機関、宇宙関連企業、産業界、研究機関、大学、学会、協会、博物館、研究所などから構成されている。
IAFは宇宙に関する知識を深め、宇宙資産の開発・利用を支援し、国際協力を推進する組織。
また、IAFは、毎年開催される国際宇宙会議やその他のテーマ別会議、ワークショップの主催者として、平和目的の宇宙工学の発展を積極的に奨励し、宇宙に関する科学技術情報の普及を支援している。