
アラブニュース
駐米サウジアラビア大使のリーマ・バンダル・アール・サウード王女は金曜日、シャフィ・ビン・ビジャド・アル・オタイビ在ヒューストン総領事に対し、ハリケーン「イアン」で被災したサウジ国民の避難状況について確認した。
国営通信SPAによると、リーマ王女は避難中のサウジ国民に提供されているサービスやケアについて説明を受けた。
王女は、大使館と領事館の職員の努力に感謝の意を述べ、避難中のサウジ国民に危機が去るまで快適な環境を提供するよう求めた。
水曜日、米国の観測史上最強クラスのハリケーン「イアン」がフロリダ州南西部を襲った。
道路冠水や建物浸水が発生し、約200万戸の住宅や企業が停電した。
ジョー・バイデン米大統領は、このハリケーンにより「かなりの人命が失われる」可能性があり、フロリダ史上最多の死者をもたらすハリケーンとなる恐れがあると述べた。
各地の報道によると、木曜日の夜までに死者は12人に上った。
「イアン」は木曜日の午前中に熱帯暴風雨に格下げされたが、金曜日にサウスカロライナ州沿岸に接近すると予測されている。