
シェローク・ザカリア
サウジアラビアの外相であるファイサル・ビン・ファルハーン王子は、テロを「根本から」廃絶するためのあらゆる国際的な取り組みに対する同国の支持を改めて表明した。
ファイサル王子は月曜日、「平和と安全に関するダカール国際フォーラム」において、テロが国際海上貿易と世界経済に脅威を与えていると述べた。
また、テロとの闘いにおけるサウジアラビアの「主導的役割」を強調した。
「サウジアラビアは紛争の平和的解決や包括的経済発展を支援する」と王子は述べた。
「私たちは公正な世界を作るための多国間のグローバルな行動を信じる」
さらに、気候変動を克服するためのサウジアラビアの取り組みを再確認したうえで、2060年までの二酸化炭素排出量実質ゼロ達成およびパリ協定の目標への同国のコミットメントを改めて表明した。
「平和と安全に関するダカール国際フォーラム」は、平和と安全に関与する指導者、政策立案者、多数の関係者が一堂に会する年に一度のイベントだ。今年は「外部からの衝撃に直面するアフリカ:安定と主権の課題」をテーマに2日間にわたって開催される。