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駐サウジアラビア日本大使、自衛隊創立68周年記念レセプションを開催

岩井大使は、自衛隊の国連平和維持活動への参加を通した国際社会に対する貢献を強調した。(提供写真)
岩井大使は、自衛隊の国連平和維持活動への参加を通した国際社会に対する貢献を強調した。(提供写真)
サウジアラビア海軍作戦副部長のヤヒヤ・ビン・モハメド・アル・マジュラシ少将と、岩井文男駐サウジアラビア日本大使。2022年10月31日。(提供写真)
サウジアラビア海軍作戦副部長のヤヒヤ・ビン・モハメド・アル・マジュラシ少将と、岩井文男駐サウジアラビア日本大使。2022年10月31日。(提供写真)
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02 Nov 2022 02:11:56 GMT9
02 Nov 2022 02:11:56 GMT9

アラブニュース・ジャパン

リヤド:岩井文男駐サウジアラビア日本大使は10月31日、大使公邸で自衛隊創立68周年記念レセプションを開催した。サウジアラビア海軍作戦副部長のヤヒヤ・ビン・モハメド・アル・マジュラシ少将のほか、政府関係者や外交官が多数出席した。

岩井大使は、自衛隊の国連平和維持活動への参加を通した国際社会に対する貢献を強調した。

それに関連して、岩井大使は1992年に制定され国連平和維持活動への自衛隊の参加を可能にした「国際平和協力法」に言及した。それ以来、1万2500人以上の自衛隊員が様々な国連平和維持ミッションに従事した。さらに、自衛隊が2015年に「国連三角パートナーシップ・プログラム」を開始したことに触れた。これは、アジアやアフリカの部隊を対象に土木工学や医療分野の能力を開発することを目的とするものだ。

2015年、日本は平和と安全保障に関連した一連の法制を導入したことで、共通の価値観や利害を持つ国々とより緊密に連携し、世界の平和と安定の維持に貢献できるようになった。

岩井大使はスピーチの中で、安全保障協力の分野における日本とサウジアラビアの強力な関係について再確認した。

「日本とサウジアラビアは長きにわたって協力の伝統を築いてきました。そのような協力関係の一環として10年以上前から、自衛隊とサウジアラビア軍の艦船・航空機が連携してソマリア沖海域やアデン湾で船舶防護作戦を行っています」

「また、日本は安全保障協力に関するサウジアラビアとの対話を閣僚級を含む様々なレベルで継続してきました。今後、自衛隊とサウジアラビア軍の協力の成果がますます目に見える形で現れてくることを切に願います」

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